阿呆の独り言 フラッシュバック

こんにちは😌

ちょっと回復気味の陰気さんです。

皆さん、ペットロス症候群をご存じでしょうか。

飼っていたペットを亡くした事が契機になって病む精神疾患です。

人それぞれ症状は、違うと思いますが、
私の場合は、悲しみの感情がコントロールできなくなりました。

私は、かわいい2匹の猫を亡くしてます。

あまり触れたくない過去です。

亡くしてから、もう何年も経ちますが、

今でも、ふと何かの拍子にペットロス症候群が、ぶり返すことがあります。

きっとこの先、
癒えることのない心の傷、完治することはない心の病だと思ってます。

いったいどういうものかと、ご存じない方に私のケースを説明すると。

苛まれます。延々と罪悪感、自責の念に苛まれます。

もっと、早くに症状に気付いてやればあの子は死なずに済んだかも。
あの時こうしてやれば。もっと一緒にいてやれば。
絶対、苦しかったはず。痛かったはず。怖かったはず。苦しめたのは私。
治してやれなかった。助けてやれなかった。救ってやれなかった。
ごめんなさい。ごめんなさい。

最後に私を呼んだ鳴き声が忘れられない。

○○ちゃん。ごめん。ごめんやったで。

延々、頭の中で後悔やら、謝罪やら、自分を責める声が止まらない。
涙も延々、流しっぱなし。
いてもたってもいられず、急に立ち上がったり、グーで叩いてみたり。

胸と息と頭の中が苦しーくて、苦しーくて、発狂寸前。
そして窶れます。

いやぁ。どこか身体が痛い方がまだマシです。

全くの抜け殻状態。何も手につきませんし日常生活にも支障をきたします。

1か月位我慢して、とにかく一歩踏み出さなければ。

で、精神科の元を訪れました。何回か通いました、が、
人の話も耳に入りません。
忘れる事なんてできないわー。でまた振り出しに戻ったり。

最終的に私が落ち着いた先は、

畜生は、人間より輪廻転生、生まれ変わりが早い。

という、どこかで読んだ文章でした。

嘘やと思う。死んだら終わり。

自分には、当てはまりませんが

亡くした子には、当てはまりました。

あの子は、死んだけど、また生まれ変わって、もう誰かに可愛がってもろてる。
或いは野良かも。やんちゃして、走って、一生懸命生きてる。
良かったな。今度は長生きするんやで。

そう思う事で漸く精神を落ち着かせることができました。
あの文章は、私にとっての魔法の言葉やったと思います。

嘘でも。なんでも。私はあの文章に救われました。

これは、誰にでも効くものではないので、
飽くまでも私の場合です。

あれから何年も経ち、
今ではもう、普段は、そんな思いは頭の奥にしまい込んで出てきません。
出てきて欲しくない。

ですが、

先日の猛火をニュースで見て、
また私の精神疾患に文字通り火が付きました。
心の傷口が開いたのです。

うちの子でなくても、
炎の中で苦しんでる姿を想像しただけで。
誰か、早よ助けたって。そう思うだけで、
発狂寸前まで感情が昂りました。

予想してても、鉛筆折りそう。折れへんけど。
熱いし、涙出て来るし。苦しいし。
いやぁ。きついです。

わかってる。抑えな。抑えな。

翌々日、そんな感情は隠して、素知らぬ顔で
トレセン事情通の方の所へ行き、
その方の冷静な状況分析や馬の習性を聞く事で
脳内に冷や水を被せることができました。

そして、新たに
ばんえいのニュースを目にしました。

ばん馬とサラブレット。違うの知ってるよ。
知ってますけど。

早くも一頭、誰かが生まれ変わりました。

タケノセーイコー、無事出産できて良かった。
絶対、大事にしてもらってね。

妊娠してるのを、馬主も調教師もわからなかった。
あ、そう。。そんなことってあるの?良いんです。
だからニュースになった。

人には、わからんやろうねぇ。
いや、こんな辛い思いわからんでもいいです。


結局、動物は逞しい。
生は、どうあるべきかその素晴らしさを教えてくれる。

そしてその先にある死の受け入れ方は、
とても潔い。
病気や怪我は、
死に直結するという事を本能でわかっている。

私は、余計なもの抱え込みすぎて弱い。

理想として、私は、関わりのあった動物の死を
精神疾患ではなく、敬意を持って受け入れるべきでしょう。


久しぶりに
暑いけど、上の子連れて亡くした子のお墓参りに行ってこよう。

亡くなった馬達のご冥福と
そして、もし、生まれ変われたなら、
また、ええ馬主さんに巡り合えますように。
それまで、放牧。心安らかにゆっくりしてね。

一緒にお祈りしてきます。


以上、私の いらん病気 との付き合い方でした。


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