2023年5月7日日曜日

2023/5/7 let's fight! 結果 

 皆様こんにちは😊


今、まだ、岩下志麻さんを見ています。


私が一番最初にテレビで見た岩下志麻さんは、

北条政子でした。

1979年「草燃ゆる」です。


先日ご紹介した「氷紋」は、1972年なので、北条政子以前の作品になります。

で、もちっと遡って見たくて

1962年「秋刀魚の味」小津安二郎監督も yuotubeでやってたので、見ました。

こちらも、適齢期を迎えた父子家庭の娘役をされてました。


あとは、1977年「はなれ瞽女おりん」これが見たいなぁ。って思ってます。


でも、その直後の1978年「鬼畜」は、知ってます。

今じゃ、感情移入して、直視できない物語。


引き取った妾の子3人。罪のない幼子に、

亭主憎しで、ひどい扱いをする正妻の役をなさってました。

今までの、上流、中流家庭の御婦人とは、

全く違う役です。


情けないおやじ役の緒形拳。

殺したはずの実子が生きてて、

「許してくれ。」と、警察署で大泣きしますが、

子役と対面する時の顔芸が。。。

「許されるはずがないやろ!」と思いながらも、

メチャ泣かされました。


岩下志麻さんと言えば、

「極道の妻たち」が有名ですが、私は、この映画のシリーズを

1本も見ていません。


なぜなら、

私の中で、岩下志麻さんの「姐さん」といえば、

1982年「鬼龍院花子の生涯」で演じられた

「歌」なのです。


この映画は、

映画館に女性客を呼び込もうと、

企画されたものだったそうです。


なので、女優陣が、百花繚乱。


仙道敦子 「松江」(子役)

夏目雅子 「松江」 鬼政の養女

夏木マリ 「秋尾」 敵対する組長の妻

佳那晃子 「つる」 花子の母 鬼政の妾

中村晃子 「牡丹」 鬼政の妾

新藤恵美 「笑若」 鬼政の妾

高杉かおり 「花子」 鬼政の娘 実子

そして、

岩下志麻さん。 「歌」 鬼政の正妻


皆さん、結構露出、濡れ場を演じてらっしゃいます。


宮尾登美子原作のこのお話は、

映画にするには、話が暗すぎると、

最初反対があったそうですが、

任侠+女優陣の濡れ場を増やすことで、

具体化する事ができたそうです。


そして、それぞれの役を、皆さんいい形で演じてらっしゃいます。

男そっちのけ。女性が主役の映画でしたね。


鬼龍院一家の姐さん「歌」は、一家のまとめ役。

口数は少ないものの、主人「鬼政」を支える忠実な姐さん。


「松江」という養女を迎えるが、「お母さん」と呼ばせるだけで、

母親らしい事は何一つしない。

「松枝」は養女でも下働きのよう。

「歌」の躾は厳しい。


「松枝は」、家の用事をしながら、小学校に通い、

お父さん「鬼政」を説き伏せ、上の学校にも行き、

遂には、学校の先生になる。

その事に「歌」は、反対は、しなかった。


時は流れ、大人になった「松江」は、

家を出て余所で暮らしてる。


そんな時、「歌」が腸チフスに倒れ、

「松江」が看病に呼び戻される。

適切な治療も受けていない「歌」は、高熱に冒されどんどん弱っていく。

看病の「松江」も感染。高熱にうなされる。


そしてこれが、「歌」の最後になってしまうのだが。。


何故だろう?この場面を思い出すだけで、涙が止まらなくなるんです。

岩下志麻さん演じる「歌」に魔法をかけられたようです。

たぶんこんなセリフだったと思います。


高熱に伏せながらも、看病する松江。

松江「お母さん、食べなあかんよ。」


歌「あんた、お食べ。。。」


そして、震える手で、化粧をし、三味線を力なく弾きながら、

一番幸せだった芸妓の頃を思い出しながら、絶命する「歌」。


その死を知り、腰から砕け、階段を落ちていく「鬼政」。


何かなぁ。。。


愛情は表さなかったけど、「歌」は、「松江」の母であり、

単純に、母の死が悲しいのか。


しかし、母「歌」は、一人の女性「歌」として死ぬ事を選んでいる。


書きながらも、涙が止まらんし。。

こんなに涙の出る原因を、もう一度見て確かめてこようと思います。


ずっと封印していた映画だったんですけどねー。


親族になじられながらも、

死んだ亭主のお骨を、分骨してほしい一心で、

葬式で啖呵を切る松江。


「なめたら。。なめたらいかんぜよ!」


この映画の有名なセリフですが、

今、もう一度、youtubeでその部分だけを見直すと、

やはりちょっと迫力が不足。

最初、遠慮気味に言うたはるような。。


ふだん、そんなん言わない「松江」が、

頭で、父「鬼政」や、母「歌」になり切っての

一世一代の啖呵やったからか。


何十年も経ってから見ると、そんな風に見えたりもします。


全編見直したら、今度は何が見えて来るかな?

楽しみです。


そして、

女優陣の中でも一際美しかった岩下志麻さんを、

もう一度見るのも楽しみです。






さて、今日の競馬は。。


皆様、お疲れ様でしたー😊😊


私はというと。。。


東京9レース

8バールドバイ

9アサヒ

10ペジャール

13カワキタブレリー

で、いつものワイドと三連複でも。。

と、投票間際に、何やら電話が。。

なかなか、切ってくれない。


電話を切ると、レースが終わってました。


今日の競馬は、そんな調子でした。

電話かけてきた人、タイミング恨む。。


4着やら、ワイド買ってない。やら。


やはり、今日は、昨日の反動くらってます。


この、ジェットコースターの様な潮目の変わり様。。

やめてほしいです。


オオバンブルマイと、シャンパンカラーのワイドも

買ったつもりが入ってないし。


モズベッロも4着。

ダノントルネードも4着。

キミコソシャショウも4着っ!


うー。😣😣😣


今日は、「ハズレ馬券を買う女」でした。


シリーズ化されそうです。



皆さんは、如何でしたか?



笑顔で

ゴールデンウィークを締め括れましたでしょうか?


では、また😊😊😊





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