ザ・ロイヤルファミリー 先週最終回でしたね。

ちょっと時間が経ち過ぎましたが、

途中放棄のような終わり方になっているので、

最後を締めたいと思います。

何話 だったか、全10話なので、7話か。

7話で、山王社長が亡くなりました。

この最後を看取る場面で、BBAの心情が壊れてしまったので、

距離を取った形になってしまいました。

ロイヤルホープの仔がデビューできるまでの3年間ですか。

末期ガンの病状で、耐えに耐えた山王社長。

漸くのデビュー戦。病状は更に悪化し、危篤状態に。

そこで、妻の山王京子が、長い間付け続けた鉄の仮面を外して、

山王社長に寄り添いました。

「見なさい！」言葉はそうでも、

山王社長の手を握り、一緒にレースを見守りました。

デビュー戦を勝利できて、

（そうです。山王社長は、この瞬間の為だけに生きながらえていた。）

勝利が決まって、

傍に寄り添う山王京子に、視線を移す山王社長。

見たんですよ。京子の事を。達成できた感涙の涙を流しながら。

ここが、山王社長の可愛い所です。

なので、京子は、

「面白かったわ。」と答えたんです。

仮面夫婦が、分かり合えた瞬間。分かち合った最後の時。

最後の時間を共有できた二人のバックには、

竹内まりあ「プラスティックラブ」が流れているようでした。

仮面をつける方じゃなくて、取る意味でね。

BBAには、この場面が、とてもロマンティックに見えて、

この回が、最終回でいいのでは？とさえ思ってました。

その後の8話、9話は、

俳優さんも、演じる役柄も、綺麗すぎて、

昭和BBAには、ちょっと物足りない展開でした。

隠し子の中条耕一の競馬仲間に血統オタク役で、六角精児あたりが

登場してたら、また一息付けたかも。

そして、最終回では。。。

BBAが渇望した3枚目役を、クリストフルメール騎手が見事に

演じてくれました。

あの顔芸は、今日のダイヤモンドノットの逃げよりも

BBAの脳裏に残ってますねぇ。

外人さんは、大筋を見るのが上手ですよね。

ここで何をすべきかを判ってる。

素晴らしい。ファンになりそう。

そして、もう一人、並み居る俳優さんを食っちまった男。

2025天皇賞秋のレース前。

鞭をクルクルさせてる後ろ姿。

BBA、ひっさしぶりに、ドキっとして、画面に目が釘付け。

振り返ったその人は、坂井瑠星騎手じゃ、ありませんか！

登場する俳優さんには悪いですが、

誰よりもカッコ良かったあの後ろ姿。

一撃でしたね。坂井騎手、こんな一面もあるんだなぁって感心しました。

肝心のロイヤルファミリーの活躍は、

年寄りのBBAには、展開が早すぎて、途中で頭がついていかなくなりました。

でも、BBAにも、聞かなくても判るレースシーンがありました。

あのレースであの展開。あそこで捲ってくるのは、

「キセキさーん！！！」「キセキさーん！！！」

昼間だったから良かったですが、物凄い大声で叫んでました。

キセキと和田騎手が捲ってる。あかん。勝つのはコントレイルや。。。

覚えてるもんですね。書いてるだけで、涙が出てくる。

色んな意味で、印象深い最終回でしたが、

一番のサプライズは、やはりハットマンの登場でしょうか。

満を持しての登場。テンション爆上げで見てました。

いつもおしゃれですよね。矢作調教師。

2025有馬かなあ。広中調教師も仕立ての良いスーツになってましたね。

出世ですわ。

秘書のクリスの水色のマフラーは、奥さんの見立てでしょう。

登場人物の中で、一番共感できたのは、やはり年齢的にも

山王京子。

クリスと中条耕一が本家にお邪魔した時、

頭には、うっすら白髪が混じって。

まだ、心情的に喪中なのか、モノクロな服装で。

山王構造が亡くなって、やっと競馬事業部から手を引ける。

と思っていたのに、隠し子が、クリスと共にその後を継ぐなんて事は、

「はぁ？」「勝手にしなさい。」

それは、そう言うでしょう。

本当の意味で継承を体現していたのは、山王京子です。

この方も、親からの事業や、家を継承し、そして、

それをまた、受け継ぐ嫡子を生んで立派に育ててきたのですから。

継承のラスボスは、山王京子ですよ。

昭和おやじは、劇中でもさんざん悪口を言われていましたが、

良いも悪いも幅を取って生きてます。

なので、いなくなったら何故か物足りない。

山王京子も対等に渡り合える相手が居ないので、

つまんなくて、モノクロ京子だったのでしょう。

でも、2025有馬には、行きました。

こういう勝ってきた人は、勝負所を知ってます。

モノクロ京子から一転。

もう、そろそろ一歩を踏み出したいと思ったのか、

素晴らしい着物で登場。

同年代だから、拍手を送りたい。

BBAは、そうはなれないから応援したくなる。

そして、夫の功績を称えられ、満面の笑み。勝者の笑み。

BBAも満足な最終回でした。

その後の、ロイヤルファミリーは、

ついて行けないほど、物凄い活躍でしたね。

皆さんもザ・ロイヤルファミリー楽しめましたか？

来年は、午年です。

競馬界が益々発展しますように。

では、また。